まえがき
例え、この世から体が消えてしまっても――
「たましい」というものは、あるのではないでしょうか。
そんなことを、お盆に考えてみたり……。
送り火を焚いて、お迎えしたら。
不思議、いつもの仏間なのに。なんだかあったかいようで、だれかいるような、懐かしい気配。
なんてことを、お盆だから思ってみたり……。
時々、ワンコのたましいが逢いに来てくれた、という話を耳にします。
ふっと、部屋に気配がしたり。匂いが漂ったり。
聞き間違えようのない、息遣いや、足音を聞いたり……。
「あっ、今来ているんだな」と、感じることがあるのだそうです。
自分にはそういう体験はありませんが、きっとワンコのたましいが、懐かしい家族の様子を見に来ているのでしょう。
そういうワンコの、とても心温まるエピソードを、もこままさんから寄せていただきました。
「ありがと♪」もこままさん
去年だったか、もう一昨年になってしまったか忘れましたが、市内の駐車場から出る時、車のバックミラーが出口通路の壁に擦ってしまいました。
擦ったにしては大きな音がして嫌な気分で帰宅し見てみたら、擦り傷と壁の白い塗料がこびりついて手でこすっても取れないのです。
そんなに気にしなくてもよいとは思いながら嫌な気分でいたところ、その日か明くる日か夢にシロボが現れて一生懸命車を舐めているのです、亡くなってから一度も夢に出てくれなかったシロボが必死に車を舐めるのです。
その時はシロボに逢えたわ、と思っただけですが、車にうるさいムスコがきたとき、「擦っちゃったんだ」と車を見たら、すっかり綺麗になっていました、擦り傷は少し残っていたのですが、白い塗料は完全に消えていました。
2,3日の間に何かの変化でそうなったかもしれませんが、シロボが助けてくれたと思いたいです。それ以来全く夢に出てくれません(^^ゞ
☆もこままさんのピンチを救ってくれたシロボ君。まるで、スーパーヒーローのように、不思議な力で汚れを落としてくれました。
夢の話になりますが、なき人の夢とは、本当に不思議だと思います。夢とはいいながら、自由になることはなく、こちらとあちらを隔てる、絶対の暗黙なる約束事があるのではないかとさえ思います。私の場合、祖父の夢が不思議でした。祖父が亡くなってから、約一年あまり、何故が夢に出てきても、決して口をきいてくれませんでした。
話しかけても、こちらを見もしない祖父に、ずいぶん哀しい思いをさせられました。
けれど、いつしか祖父とも、夢のなかで話せるようになったのですが、その最初の夢というのが、確か、うちに犬が来たのを報告するという内容であったと思います。
丁度、同じ頃、兄も夢で祖父に犬を見せてやったのだと聞き、きっと犬好きの祖父が、あちらから様子を見に来たのだろうと思ったものでした。
最後に、もこままさんの、すてきなHPをご紹介します。
秋田犬シロボの雑居家族……「暖かいぬくもり、やさしい笑顔」のワンコたちに出逢えます。
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