○「 風俗としての犬の資料 」
当館では、忠犬ハチ公の生涯とともに、日本犬、秋田犬についての資料も設けました。
日本犬と一口に申しましても、これを学究する際、様々なアプローチの仕方がありましょう。だいたいにおいては、動物学、生態学の方面により、また各畜犬団体における、作出・繁殖、また血統上からの研究方法が一般的かと思われます。
筆者は、一愛犬家、素人の愛好家にしか過ぎませんので、この方面におきましては、残念ながら詳述する知識を持ちません。しかしながら、またこの方面は、多くの研究家が開拓もしていましょう。
筆者は生態生理の研究よりはむしろ、風俗上の考察をしてみたいと存じます。
つまり、主に近代以降の、文献上にあらわれた、犬の生活、犬と人の関わり方を探ってみたいのです。
こういう試みをすでになされている方も多かろうと存じますが、筆者はあえてここに、「犬の風俗史・犬の民俗学」を模索してみたいと存ずる次第であります。
○サイト内の文体について
当館では、「ました」調の記述と「である」調の記述とが使われ、一見統一がないように思われるかもしれません。
これは以下の定義によるものです。
「 読み物 」としてのページは、読み易いように、「ました調」を。
「 資料 」としてのページは、「である調」を用いております。
ただし、幾つかの「 読み物 」のページにも、「である調」を使っておりますが、これは内容そのものが、低年齢向きでないものに限ってあります。
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